毎年12月13日は「正月事始め」の習わしがあります。
新年に福を持って家々においでになる年神様(としがみさま)をお迎えするためです。
江戸時代中期まで使われていた宣明暦では、12月13日は二十七宿における「鬼」の日で、婚礼以外全てのことに吉とされていました。
その後の改暦で、日付と二十七宿は同期しなくなりましたが、正月事始めは12月13日のままとなりました。
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具体的に何をするのでしょうか?
・煤払い(すすはらい)•••一年で溜まった家中の埃を落として綺麗にする行事。
・松迎え(まつむかえ)•••門松にする松や、お雑煮やおせち料理を作るために使う薪を、山へ採りに行く習わし。
京都祇園では、芸妓や舞妓が芸事の師匠宅やお茶屋を訪れ、挨拶する習わしもあるそうです。
(2022年12月13日 美湖)