ジュゼッペ・トルナトーレ監督と、音楽はエンニオ・モリコーネの名コンビによる作品。(2013.1.1公開)
しばらく低迷していたイタリア映画に明るい兆しを見せた『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)以降、『海の上のピアニスト』(1999)、『マレーナ』(2000)などに続く作品。
そして、次の『ある天文学者の恋文』(2016)によって、コンビの作品は最後となります。
この作品は、それ以前の音楽とはまた違った、弦楽器がより作品のミステリアスを強調していいて面白いと思いました。弦楽器は甘美なメロディを奏でる一方、時にそういう性質を持つものだと。
イタリアはオペラや歌のイメージが強いですけど、弦楽器も、ヴィヴァルルディの『四季』や名器ストラディバリウスで有名ですね。
そして競売となると、、、ストラディバリウスの現存する真作で、最も高値をつけたのは1589万4000ドル(約12億7420万円)で落札された「レディ・ブラント」。
実は、最高落札価格16億円を記録したのが、ジュゼッペ・グァルネリの「ヴュータン」と言われています。
落札価格がドルと円ですと、比較は微妙かなぁ?とも思います。(ストラディバリウス「ダ・ビンチ」1534万ドル(約20億6000万円)という落札もあるので。。。)
(ll゚Д゚)怖ァ・・