Ⅰ）フロンティア精神（開拓者精神）のフロンティア（Frontier）とは具体的に？
アメリカ合衆国の国勢調査局は、1平方マイルにつき先住民を除く人口が2人以上6人以下の地域を「フロンティア」と定めていた。＝「辺境地域」
アメリカ史では、西部開拓時代に、白人の定着地域のもっとも外側にある開拓地、あるいはそれに接する未開拓地を含めて「フロンティア」と呼んだ。
Ⅱ）『大草原の小さな家』（Little House on the Prairie）
アメリカのテレビドラマ史上「最も成功したシリーズのひとつ」とされる。（ゴールデングローブ賞、エミー賞4回）
アメリカの国民的作家ローラ・インガルス・ワイルダー（※1）による同名の児童小説（一連の半自叙伝的小説）シリーズが原作。
西部開拓期に中西部を幌馬車で移動しながら暮らす一家の姿。（※2）
アメリカの広大な自然を舞台に、自らの手で自然を切り開き、家族同士が深い愛情で支え合う、といった理想化された開拓生活の様子が描かれる。
※1
ローラ・エリザベス・インガルス・ワイルダー（Laura Elisabeth Ingalls Wilder, 1867.2.7- 1957.2.10）
※2
インガルス一家は1870年代から1880年代にかけて、幌馬車でウィスコンシン州→カンザス州→ミネソタ州→サウスダコタ州と移り住む。
Ⅲ）アメリカの西部開拓時代にタイムスリップしたようなところ、サウスダコタ州（State of South Dakota）
①主な見どころ
・ラシュモア山国立記念碑（Mount Rushmore National Memorial）•••4人の大統領の顔のモニュメントで有名
・バッドランズ国立公園（Badlands National Park）
・クレイジー・ホース記念碑（Crazy Horse Memorial）
・ウインドケーブ国立公園（Wind Cave National Park）
・デッドウッド歴史地区（Deadwood historic district）
・インガルスの家（Laura Ingalls Wilder Historic Home & Museum）
（続く）