ときどき、くるま。(346)
よの(45)
北海道・人妻系

名作って…(ローマの休日)

22/5/15 09:40
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金曜の夜、残業から帰る際に母と話したら、
「これからローマの休日がテレビに入るから、わたしその前に片付けたいの!じゃあね」って、あしらわれました(笑)。

わたしも20代の頃に、サラっと観ただけだったから。改めて観てみようと、録画を頼みました(#^.^#)。主人は007とかカーアクションみたいなの好きだから、ローマの休日は素敵な映画だよ、って言っても無関心((+_+))。

モノクロでも、綺麗な状態に整えられてるし、たまには、付き合って観てくれてもいいのに…f(^_^;なんて思うけれど。


自分のペースで観るなら、向こうが出かけてから、ゆっくり観る方が落ち着くんだから…何とも言えない。彼は自分の好みは、共有したがるんたけれど(笑)。

この作品を、観る自分の立場も変わったからでしょうか。王女が抜け出す前の「死んでしまいたい」ってシーン!

以前は、恵まれたお姫様の「わがまま」なのかと。でも、今あらためて見てみると、彼女は裕福かもしれないけれど、ささやかな日常も自由にならないほど、制限の中で「作られた」自分を生きてるような。


心を病む人が、多くなったこの時代に、この作品を観ると…髪を切る、ジェラートを食べ歩きする、スクーターに乗る…どれも当たり前のようなこと。

それを弾けるような笑顔で演じている、ヘプバーンが、本当に素敵に映ります。深読みかもしれないけれど、今また放映される意味、みたいなものまで感じてしまう。


今の結婚生活が、制限だと思ってるわけではない。当たり前に起きて、お弁当つくって送り出し、朝のうちに家事を片付けて、時間がなくなると眉とマスカラだけ整えて(笑)、マスクで隠していく日もある自分…。

朝ご飯は、ゆっくり座って食べる状態では間に合わない(>o<")。休みで予定のない日は、早く起きようって思いながら、寝坊する自分!

当たり前のことが、何かの拍子に当たり前じゃなくなることもある。それは誰にも分からない。そう思うと、まとまらないまま、字数オーバーしそうだかれども、やっぱりこの作品の素敵さが、分かる気がします。

モノクロでも溢れてる、ヘプバーンの美しさや笑顔。眩しいな、素敵だなって思うのです(#^.^#)。

(c)gran-tv.jp