【草薙電脳艶戯倶楽部】(630)
草薙(49)
ヒミツ・不明/その他

【goes-bye.】

22/1/10 01:34
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「人生、半ばを過ぎてからようやく、
解ってきた事が多過ぎる。」

「プラネテス」「ガンダムイグルー」「ガンダム0083」のラインナップで久々に、立て続けにアニメを鑑賞して再度、心底思い知らされた事。

小説家になりたい、という子供の頃からの夢から一線退いたのは、「結局、心の向くまま、気の向くままに経験則からしか、文章表現する事が出来ない。」という、自らの活動限界を思い知ったから。

さらに言うと「物語を書く人にはなれても、職業作家にはなれない。」かと。

司書、という天職の選択は我ながら、懸命だった。
それでも、文字と文章のそばに一生、いたかったから。
仕事は仕事、と割り切れない不器用さから、趣味の延長線上を選択せざるを得なかったのは単なる、自分の極度の不器用さだけれども。

かつて、母方祖父母の家を大改修する時に偶然、見つけた叔父の日記。

「三文文士にはなれるだろうが、それで一生、身を立てる事はできないだろう。」

母校の選択も、多くの時間を京都で過ごした事も思えばどこか、母には「一切共感できない」という、叔父とかぶる。

親族間の諸事情により、叔父とはもう、会う事もないかも知れない。
けれど、こういった想いだけは続いていく。

想いという過去にはもう、戻れない。
それもわかるし、むしろワクワクしている。
戻れない、って事は、これまでの諸々を下敷きに新規開拓するしかない。って事だ♪

・・・・あれ。おかしいぞ。

「五十路からのジーク・ジオン」という主旨で、
書こうとしたら話がややこしくなったわ。

そしてすがすがしい気持ちで、心底思う。
職業作家は「とりあえず」、あきらめて正解!(笑)

では、また。( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
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