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宮城・人妻系

官能小説 負けるもんか(4)

21/10/12 20:11
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―カウパー液とは、男性が射精する前から滲み出る液体である。この液にも精子が含まれ・・・―

突然昔読んだクソ真面目な文章が頭に浮かぶ。
僕は理系脳であるため、理詰めで考える癖がある。澪にも
「海斗って、時々ものすごくめんどくさいよね」
と言われるが、今は何とかペニスから意識をそらす事に必死だ。
そうでないと、今にも果ててしまいそうだから。

いつの間にか衣服を脱いでいた瑠莉は、僕のジーンズのジッパーを器用に下げるとペニスを取り出した。
亀頭がヌラヌラと光って波打っている。それをおもむろ頬張ると、ゆっくり顔を上下させた。
瑠莉の舌はさっきから、つついたり舐め回したりと忙しそうだ。

不意に瑠莉が僕の顔に跨がってきた。形の良いお尻。陰毛は薄く、ヴァギナが透けて見えた。
クリトリスは真っ赤に充血し堅くなっている。
僕は愛液でトロトロになったヴァギナに、夢中で舌を這わせた。
瑠莉はさっきから、熟れた果実のような香りを放ち続けている。

「ああ、海斗。わたしもう・・・」イッちゃう、そう言うと、体を小さく痙攣させた。
僕は瑠莉の体を横たえると、ゆっくりとぺニスを挿入していった。瑠莉の膣は、それ自体が別の生き物のように蠢きながら、温かく僕のぺニスを締め付けていく。
「ああっ・・」瑠莉がのけぞった瞬間、僕は瑠莉の中に射精した。

その夜、僕らは朝まで何度も何度もセックスをした。
僕は瑠莉と、ずっと繋がっていたかった。
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