小学生ん時は
女の子の遊びでなくて
どっちかつーと
男の子な遊びばっかしてました。
うちの隣の凄まじい大大大大地主さんの土地に
勝手に入って毎日遊んでたんですけど、
同じくその土地に隣接する家のチーム男の子たち
vs
チームわたしたちで
『オレらの陣地に入るな!』
『うちらの土地に入るな!』
と、それは宛らジャイアンチームと隣町の中学生が土管の空き地を取り合うかの如く、
そして
人の土地なのにまるで自分達のものであるかの如く
死闘を繰り広げたり
”おじいちゃんの木"
とか勝手に名前をつけた古い柿の木に登ったり(その隣の木蓮の木は"お母さんの木"とか名前付けてた)
広大な土地を囲む大きな森の中で秘密基地を作ったりして
毎日うす汚れながら遊んだものでした。
その大地主さんとわたしの母が友達だったから遊ばせてくださってたんだろうなぁ。
さて、毎日毎日、夕焼け小焼けが流れるまで遊び呆けていたチームわたしたちですが、
ある日、悲しき事件に遭遇することになるのであります。
つづく