☆ほしの白金☆(150)
ほし(47)
千葉・おバカ系

先生、ダメ!

20/7/26 11:17
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ジメジメジトジト
降るんだか降らないんだか

晴れ間が出たので犬の散歩に行きましたらば、
突然トトロみたいな風が吹き
暴雨に見舞われ、
ずぶ濡れになりました。


高速道路のインターを走ると思い出す。
あれは自動車教習所に通ってた頃

とても仲が良いちょいワルおやじな教官がいました。
今度、美味いもん食いに行こうぜ!
とか、
〇〇(わたしの名前)の結婚式には絶対行くからな!
っつったりして。
…ゴメン、結婚式しなかったよ。
したくなくてwww

で、高速教習の時、ラッキーにもその教官でした。

行きは、週末にそれこそ結婚式を控えているお姉さん。
帰りはわたしの運転でした。

いつもの様に、ベラベラくっちゃべりながらインター走ってたら…
何かがおかしい。
体がフワフワする。

ぎょっ!

『先生!ダメ!これじゃ行けない!』
わたしが叫ぶ。

話に夢中になって、シートベルトをし忘れておった。

『おおおおっ 大丈夫だ!俺がハンドル持ってやるから、〇〇(わたしの名前)はシートベルトをおぉおおを!!』
教官が助手席から手を伸ばしてハンドル操作してくれてる間にわたしシートベルト装着。

インターぐるぐる回りながら、
前部座席はChaos
後部座席のお姉さん、幸せそうな笑顔がひきつる。
さぞかし恐ろしかったであろう。
ゴメンよ、結婚式控えてるのに…
こ〇しかけちゃったよ!


わたし『あーびっくりしたー』
教官『おぅ、びっくりしたなー』
お姉さん『………』


『俺だったから良いけど、次からはちゃんとシートベルト締めるんだぞ(笑)!』
と、バッチリハンコ捺してくれました。

その後の卒検で、シートベルトはしっかり装着、
工事中の三角コーンを危うくぶち踏みかけ、
あまり絡みのない教官にブレーキを踏ませ、
スタートから十数メートルで落第したわたしであった。

もう20年位前の話でありんす。



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