ギャング映画といっても重厚感があり、血生臭さはなく品を感じる。
最初はなんとなくちぐはぐなイメージの四人に思えたが、特典映像の解説を聞くと納得。
やはり特筆すべきはカポネ役のデ・ニーロ様はぴったりで素敵過ぎる。
メイキングで、監督は初めてデ・二ーロ様を目の当たりにしたら意外と普通の男性で、この人にアル・カポネを演じるのは無理じゃないか?と不信感を抱いたそうだが、いざ撮影に入る日見事に30キロもの増量をし、髪も前頭部を抜いて現れたデ・二ーロ様にまるでカポネ本人かと思いびっくりしたと同時にやはりこの人に適う俳優はいないなと、心底恐れ入ったよ!と語っている。
スーツに帽子というこの時代の男性のファッションが美しくて、現代のチープな服装を思うと
昔の男性は味わいと風情がありやはり男も女もこうあるべきと思ってしまう。