シトシト シトシト
降り続く雨の中の森。。。
あんまり驚いたので、時が止まったように感じました。
「ね、なんか言ってよ」
大きな人のような影が、ユラユラと近づいてきます。
キラン☆ キラキラ キラキラン☆
同時に光も輝きを増しているようです。
「君は誰? そ、その光は、、なんだい?」
少し声が震えたけど、なんとか話すことができました。
「だから、ボクんだから!・・・コレ欲しいの?」
ヌヌっと顔らしきところが近づいてきました。
「ねぇ、欲しいの?・・・なんでコレ見える?光るの見える?スゴイねぇ。ボク、ボクね、ルルフェっていうの」
キラキラに変化が、、、。
さっきより、ゆっくりと輝き始めました。
そして、青と緑に色が変わっていきます。
なんとなく気分が落ち着く色。。。
ガサッ ガササッ
「脅かしたら、ダメだろう。ルルフェ」
木の上から、声がしました。
見上げると何かが動いています。
「あぁ、だってボクんだからさぁ」
「ルルフェ・・・きみは、いつもそんなコト言ってるね」
今度は、誰だ。
ルルフェって奴も分からないけど、大丈夫なのか?
キラキラが気になる、、、
気分が落ち着いたのは、束の間だったな。
「ゴメンよ、そこのヒト。ボクらは大丈夫だから・・・。このキラキラのこと気になってるようだね」
続き…は別の場所で。
凛香