「いってらっしゃい」と送り出した朝は
「ただいま」が聞けると思っているはず。
そんな当たり前を奪われてしまうなんて
誰も予想はしていません。
今朝、川崎で起きたあまりに身勝手で悲惨な事件。
被害者の方々のご家族の胸中を思うと胸が苦しくなります…。
自ら命を断ってしまった加害者の方にどんな事情があったのかはわかりません。
精神的に病んでしまわれていたのだと推測はできます。
善悪なんてわからなくなっていたのでしょう。
でも、あんまりです。
大切な人を突然失う悲しみはなかなか癒えません。
人に限らずペットでも同じです…。
心の準備が出来ていないから
無防備に傷つけられるから
その傷は深くて大きいんです。
ああすれば良かった、こうすれば良かった
ああしなければ、こうしなければ...
後悔で押し潰されそうになる...
励まされても、前向きなアドバイスをされても
ありがたいとは思うけれど、その悲しさからはなかなか抜け出せません。
もしもそんな風に悲しんでいる方に出会ったら
私に出来る事はただただお話を聞く事だけです...
一緒に悲しんで、憤って
思い出話を聞いて聞いて...
思い出をたくさん話しているうちに、だんだん本当に思い出になっていけるように、できるだけお話を聞かせていただこう...と思っています。
悲しみに寄り添う事が出来るような女性になれたら…と思います。