高校生の頃よく相談に乗ってくれていた先生がいた。
若い先生で歳も近いせいか話しやすくて人気の先生だった。
卒業しても相談に乗ってくれた。電話もくれた。
辛い事があって、またつい相談。
甘え過ぎた。甘かった。
夜も遅いから、ウチ来なよ?ゆっくり聞くから。
甘かった。
辛かったな。頑張ってるじゃん。優しく慰めてくれた。
甘かった。
隣に座って話し聞いてくれてた。
甘かった。
隣にいた先生の唇が降ってきた。
ベット行こ
なんで?
混乱。
混乱。
混乱。
混乱の渦の中、甘え過ぎた自分のせいだと思った。
もう先生には甘えない。そう思いながら終わりを待っていた。
なぜか思い出したつまらない思い出話。