朝、ちょっと足りないものがありまして、チビを抱えて慌ててコンビニに寄った帰りの車でのこと。
『ねえママぁ、ぼくつかれちゃった。
もう、かいだんのぼれない』
「えー?そうなの?」
今日はグッスリ寝て起きて体調ばっちりだし、まだ100歩も歩いていないだろうに、疲れて動けないということはない。
…。
「ほんとはさ、まだ元気だけど、ちょっと抱っこしてほしいなぁって気持ちなんじゃない?」
『…うん。』
「じゃあさ、つかれちゃった。っていわなくてもいいんだよ、抱っこしてって言って?
荷物が重たいときとか、抱っこできないこともあるんだけど、ママ、いまは抱っこ大丈夫だよ。」
『だっこしてほしい』
「はーい、ぎゅー」
『もっとー』
幼児ですら、本音を言わない。
いわんや大人が。
それでもって、「察してくれない」「私はやってるのに」と不満に感じてしまう。
本音をさらすのが上手い、甘え上手な人は、
人の本音を受け止めて、甘えさせるのも上手いような。
うちのチビさんには本音を素直にさらせるようになってほしいし、私は私自身をそういう風に再教育していきたいなと思っています。