先日ある場所に用事があり、家族で出掛けました。
その場所にはある方がいらっしゃいます。あたしより１０歳は若いでしょうか…出会いは結婚する少し前ですから、１０年近くの顔見知りです。毎回つい話し込んでしまうあたし達に嫌な顔もせずに、むしろ
「いらっしゃいませー、いつもお世話になっております。春蘭さーん、お久しぶりですー。あ、また髪伸ばされるんですかー？『キル・ビル』の栗山千明感出てますよー。いやー日本刀とか持たせたら、凄くお似合いかも！ニッコリしてバッサバッサ斬っちゃいそうですねー。」
こんなあたしに、こんなにも懐いてくれるのは嬉しいんだけど…主人が半ば呆れ顔で見てるから、その辺にしといてくれないかな？(苦笑)
用件が済めば、いろいろな話に花が咲きます。あたしは出会って間もなく結婚、相次ぐ引っ越し、出産をし、その方は仕事の経験値を積み重ね、いくつかの恋愛をし、結婚をし…お互いがお互いの歩んで来た道を見ているので、自然と言葉にも思いやりが含まれます。
「いつも長居して…上司の方に叱られない？」
「全然大丈夫です！こちらこそ、いろんなお話聞かせて下さったり、させて頂いたり、お子達を見せて下さるので、癒されたー！次にご来店下さるときまで頑張ろう！って勝手ながら思ってるんですよー。」
ちょ、ちょっと。分かったから、近いから。主人が見てるし(汗)すると、その主人が
「じゃあさー、今度飲みにでも行ったら？ここで話せないようなこと、飲んで食べて喋ったら良い」
え？今何と？すると、その方の表情がみるみる変わり
「良いんですか？！年内は間もなく帰省されるでしょうから、春蘭さんをバタバタさせたくありませんし、こちらも休みの前日に予定が入っておりますので。いやー本当に良いんですね？！年明けの休みの前日でしたら予定入ってないですし、お店も空いてるでしょうから、春蘭さんのご自宅から近いこの辺で如何ですか？」
「あー、この店知ってる。職場の飲み会で使った。話足りなければ、近くの居酒屋ハシゴして。なぁ？」
「いや、ホテル行って朝まで喋る。帰さない」
「し、春蘭さん？！」
置き去り状態で話がまとまったついでに爆弾を投下してしまいました(苦笑)
あ、お相手は主人の車のディーラーさんの女性担当者の方ですので。
もしかして…妬いた？