続きです。
旦那は若い頃、なぜか狐の動物霊に憑依されたらしく、
ある時自分で包丁を持ち暴れ出し
自分を切りつけたそうです
バタンと倒れ、意識を回復した時、なんの記憶も
なかったそうです
それで、心配になった旦那の両親が有名な霊媒師に
お願いしてお祓いをしてもらいました
その時、二度と実家の敷居をまたいではいけない、と。
それから何年かして旦那と私は出会い結婚するわけですが
旦那の実家に挨拶に行ったり
敷居をまたいだわけなんですね
すっかり忘れていました
霊媒師の教えを
で、結婚して1年が過ぎた頃
ある晩旦那が呻き声を出していました
何を言っているのかわからないけれど
旦那の声ではありません
たまたま昔から仏教とか興味があった私は
いろいろ唱えてみました
すると、覚えておけーと私を睨み
首をしめたあと旦那は疲れたように眠りました
旦那の体から天井に向け、狐の白い影が
クローゼットに走り去る姿が写り消えました
翌朝旦那に昨夜の出来事を聞いても
ぽかんとしているだけです
ただ、体のあちこちが痛いと
それからその狐は現れないです
ただ今でもたまに何かが見える時もあります
見えなくていいものは見なくていいのに
そういえば知人に凄い人がいて
渋谷のスクランブル交差点で信号待ちの時
反対側に同じ人がいるってわかるそう
赤信号なのに色んな人が歩いているのが
見えるそうです
青信号になり同じ人と思った人が目の前で
立ち止まり、あなた見えますよね？と
それで、是非うちの研究所に来て欲しいと
名刺を渡されたそうです
心霊研究所みたいな感じだったそうですが
怪しい感じがしてすぐ名刺は捨てたそうですが
その知人と写真の話になった時
あー、守護霊強いね、でも地縛霊も写ってるよ
これ、ちょっとヤバイよ
えっ？ヤバイの？
続く