先日は、ある方のブログに、申し訳なくものっからせて頂き、
私が男だったら?と『男性目線』で、女性ドライバーに対する思考を巡らせてみましたが、
今度は『自分目線』で。
まず、私の知る女性ドライバーには『訳あり』の女性が多く、
離婚後『その道』に転移された方。
所謂『バツイチ』の女性が、多く御活躍していらっしゃる。
私自身も『離婚後』間もなくのことで、
離婚と言う結末を迎えていなければ『トラック乗り』の夢は、憧れで終わり、
今の『自分』はなかった。
中島みゆきさん名曲『ヘッドライト・テールライト』をモチーフとする、
三部作で繰り広げられていた『SUNTORYボス』のコマーシャルを御存知ですか?
中でも『鬼奴さん』扮する女性ドライバー。
『来週は休みとれるからね、いつもごめんね』
慌ただしく出発の支度をしながら、娘に優しく話しかけるが、何の返事も返ってこない。
何かを犠牲にしなければならない、その辛さ。
でもそれは『何か』を守る為。
あの僅かな映像の中に見た『女性ドライバー』の姿に、
グッと、締め付けられる思いで御覧になったバツイチドライバーは、私だけじゃないはず。
バツイチの女性に関係なく、女性ドライバーがしょい込む『リスク』は高い。
そんな、自分との葛藤や、もつれ込む辛さの中にも『人情』があって。
何かを成し遂げられる喜びが大きいのは『女性ドライバー』だからこそ。
かっこよさとか、逞しさなんて、女性には必要ないのかもしれない。
しかし『男女雇用均等法』が制定された現代だからこそ、
女性が『華々しく』輝ける活動の場が広がればと、私は思っています。