「人は、悲しみでは死なない。」
映画「アルテミシア」のヒロインである早熟な女流画家の台詞。師である壮年の画家と恋に落ちるも引き裂かれ、しかし挫ける事なく描き続けて名を成した、17世紀に実在した女性。
40年生きてきて、悲しみ苦しみはそれなりにはあった。だが実際それらは通過してみれば実に取るに足らぬもの。自らの人生を否定したり、修復不可能なほどの瑕疵をつけたわけでもない。
要はまだ、悲痛苦痛に関しては多分、序ノ口だという事。
今、自分にとっての最大の敵。
それは、苦痛そのものでは無く、それにいたずらに惑わされる心身。
泣き虫は生来の特質ゆえ致し方無しとしても、泣きわめき、苦しみながらもそれを乗り越える事。
それが、生きていくための自信となり、活力となる事は確かだろう。
人は、悲しみでは死なない。
悲しみそのものが、人を痛め付けるのでは無い。悲しみにより惑う己の心こそに、死は宿る。
死なないよ。
100まで生きる予定だもんねだ。
素敵眼鏡男子の眼鏡もまだまだ外しまくりたいしさ。
って、なんのこっちゃ。
午前中すごく左脳優位の仕事をしたので、何だかいつもにも増して色気もへったくれも無いブログにて失礼。
ではでは、また。