例の如く、家事と夜泣き対応と夫の晩酌相手を平行してやっていたらこんな時間。
なかなかクラウドにアップロードしない我がゴーストを若干不安に思いつつ、ようやく単身になったので何の気無しに夫録画を閲覧。
「私をスキーに連れてって」
うっわ、何でこんなベタなの録ってんの?と思いつつ、そういえば一時期えらく、三上博史に注目していたなあ、なんて思い出す。
草薙的異性認識における絶対条件といっても過言では無い「眼鏡男子」。そうで無い彼に何故、自分がそこまで惹かれたか。
幼少のみぎりから、長身の草薙の好きになるのはその多くが自分よりも低身長の殿方ばかり。
しかしながら漫画でもドラマでも、彼女を抱く彼は常に「背の高いサンタクロース」。
そこで自らの生得的特徴を嘆く事無く、いかにして恋しい低身長の男子と客観的に見ても、ムフフな感じになる事が出来るか。と思案。
その、格好の御手本となったのが三上博史であった。
例えば映画「孔雀王」における、安田成美との抱擁シーン。安田さんよりかなり低身長であるにも関わらず、それを実に、爽やかかつ格好良くかつ、頭を抱えてうずくまり「キャー」とつい発語したくなるほど可愛らしくきめていた三上。
しかしそれには彼よりもかなり高身長の安田さんの、抱き付き方に対するさりげない気遣いにあった。気もする。
って、草薙さんこれだよこれ!
結論はすでに出ていたのであった。
女性よりも背が高い、という事はバブルよりもはるか未来となりし今現在でも何か、男の価値基準のひとつでもあるというのだろうか。
さにあらず。そもそも恋情という熱波の前に、身丈の長短などという些末事を問うなぞ、愚の骨頂。
身体的生得的特徴を踏まえた上で如何に、愛しかたを錬成するか。
それに勝る、悦びは無し。
しっかし。ユーミン歌やっぱええわー。
とか何とかグダグダ浸りつつ。
ではではまた。