お正月休みの『一週間鰤』だった運行業務が、どうにもこうにも嬉しくて
十分な睡眠をとらないままの帰宅となった、一週間前の先週末。
寝不足ながらも、無事に帰って来られたなぁ~と、
屁をこきながら、気持ちよく寝ていたのも束の間。
夜の夜中に、古くからの友人から、泣きながらの電話。
身支度もしないまま、東京まで、友人を迎えに行った。
友人の身に、一体、何があったのか?
私にとって、そんな事情を知ることよりも、友人を連れて帰ることが先で、
何周したんだかっ?勘定もできないくらいの『首都高』でのサバイバル。
今回は『小回り』がきく自家用での移動とあって、
どうにかこうにか、無事に、友人を連れて戻ることができ、
やー、よかったょっ…
私自身『手を差しのべるだけが優しさじゃない』と言う考え。
冷酷だろうと、自分の好き勝手で家を出た友人が、
どこで野垂れ死にしようと、私には関係ない。
友人に対し『自業自得』なのだと、私には突き放すことだってできた。
けれど、土壇場へきてそれができず、
と言うより、そんなことをイチイチ考える余裕なんてなかった。
東京まで迎えに来てくれるなんてと、泣き止まなかった友人。
友人を連れて帰ったのは、
寂しげな『友人の母親』の顔が浮かんだから。
友人が感謝すべき人は、私ではなく、母親。
色々がありすぎた一週間だったけど、
一つ一つの出来事にも、深く重く受け止めたく思ってる。
今日は、1月17日。
計り知れない、忘れちゃならないことが多くあるからこそ、
私は、精一杯でいたいだけ。