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※この話は妄想フィクションです
ちょっとしたサービスのつもりが
まさかあんなことになるなんて…。
気を取り直して正面に向かって座り直した。
「もっと太もも見せて」
「こう？」
「やっぱりセクシーだね」
下半身がムチムチの私はお尻だけではなく
太もももファンの方から需要があった。
「片足をベッドに乗せてみようか」
そう言われて足を上げた瞬間。
「このポーズも滅多に見れないからねー」
「やだ、恥ずかしい…」
とっさに私はエプロンで前を隠してしまった。
「そうやって隠れてるのも逆にエロいね」
「じゃあ、もう片方の足も乗せてみようか」
私は皆の前ですごい格好をしていた。
「ももにゃん美脚だからM字が綺麗だよ」
「隠れてる部分はヤバいことになってるんだろうなあ」
ファンの皆がニヤリと微笑みながら言った。
「キャっ…」
前は完全にエプロンで隠れているのに
皆の一言で私は思わず前を手で隠してしまった。
「ひょっとして…濡れちゃった？」
皆が何を言っているのか分からなかった。
「撮影会ではそういうのはNGなはず…」
いつもだったらスタッフが止めに入るのだが、
今日はスタッフもそばでニヤリと微笑んでいる。
「な…何で黙って見てるんですか？」
するとスタッフが口を開いた。
「クリスマス撮影会、穴あけちゃったでしょ？」
「だから大サービスしてあげないと」
私は涙目になりながら言った。
「か…帰ります」
「また仕事に穴をあけるんだ？アイドルとして終わるよ？」
「ふ…普通の人として生きていきますから」
するとスタッフは先ほどまでの写真を見せつけ…
「契約が残ってるから無理だよ」
「この写真をAV会社に送っておこうかな？」
ここでまた穴をあけたら
AV業界に売られてしまう。
「この場だけの秘密にしようと思ったんだけどなあ」
「でも…仕方ないか…」
私は覚悟を決めた。
「や…やります。続けさせてください」
【続く】
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