【草薙電脳艶戯倶楽部】(629)
草薙(49)
ヒミツ・不明/その他

【電脳艶戯的読書案内】第一夜。

15/11/6 00:54
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長風呂とガンダム好きが高じて家族が寝静まった深夜に、アッガイたんと薔薇風呂に入浴。
あまつさえその模様を撮影し、調子に乗ってつぶやきに掲載した草薙ですこんばんは。

さて。
職業柄、毎日が図書館戦争の草薙ですが、
むしろ、仕事自体は私にとって疲労はあれども「萌え」以外の何物でもないのです。
古今東西、玉石混淆の情報の大海から、クライアントの求める唯一、もしくは、近似な回答を探索し、追及し、提示する。
提示した時のクライアントの安堵の表情、もしくは、回答を返信後ほぼ即時的に返信された「迅速な対応ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。」
の文面。
それらを視覚情報として取り込んだ時の快楽は、至上のものです。
ぶっちゃけ、性交渉を上回る恍惚と自己陶酔感がありますね。フフリ。

そんな草薙がバイブルのひとつにしているのがこの一冊。
快楽主義の哲学 / 澁澤龍彦著 / 文春文庫
彦、の字がうまく変換できず無念。

この著作に拠れば、
生きとし生ける人間すべては、快楽を追求することを恐れず、さりとて安易でお手軽で凡庸な快楽にのまれることなく、 流行を追わず、世間の誤解も恐れず、「精神の貴族」たれ。
そのような主旨の内容が満載されております。

彼によれば、例えば、キーボードを打鍵する指先、その左右合計10 指から我々が受け取る感覚刺激、それすら「性感帯の拡大」として解釈すれば至上の性的快楽になりうる、と。

うーん。わかる。
現にこうして、限られた字数と時間内でブログをしたためる時、その一瞬一瞬の高揚感といったら、ハンパないですから。

そんなわけで、気になった方はぜひお手に取って、ご覧くださいね。
ではではまた。
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