あの日からもう４年ですね。人間はすぐに忘れてしまうように出来ているのですね。まぁ、そうでなければ
生きていけないですけどね。
4年前の4月半ば頃に、居ても立ってもいられず、
何か自分にできることはないかと思い、
石巻市に夜行バスで向かいました。
仙台駅はまだ崩れた所が立ち入り禁止になって
いるだけで、どれだけの大きな地震だったのか
考えるだけで足が震えました。
そんな中でも、駅は動き始めていた。
駅員さん同士が話している内容は、テレビからは
想像もつかない生々しい現実を淡々と話していた。
お土産屋さんも、駅周辺の店も笑顔で元気な声を
出して、必死でお客さまに声を掛けていた。
ある本屋さんで、高校生ぐらいの女の子が
目に涙をいっぱい貯めながら、レジで仕事をしていた。
たまたま、私には同郷出身で石巻市に嫁いだ仕事
仲間がいたので、迎えに来てくれた。
石巻市まで２時間以上かかった中でも
段々と目を伏せてしまいたくなるような
光景に、しっかりと見ていってね！と、
友人はひとつひとつの情況を説明してくれた。
自分も津波にのまれて、もうダメかと思ったが
運良く、ガラスが割れて助かったと…
長くなるので、続きはまたね。