ギリシャ神話には『祈りを捧げる乙女』が付き物。純真無垢で可憐。跪き一心に祈る乙女達はもちろんバージンだろう(笑)
腹黒くてバージンではない私は当然、規格外なのだが、時には空を見上げて祈る事がある。届いているかは不明だし、祈ったからと何かが変わるとも思えない。でも、空を、星を見上げてしまう。
それはきっと、遠く離れていても、空はひとつなぎで続いているからなのだろう。同じ星の瞬きを見ているからなのだろう。流れ星に願いを唱えると叶うと言うが、アレもコレもと欲を掻いてるうちに流れ星は燃え尽きてしまう。さながら人の命のようだ。
世界平和とか大風呂敷を広げて祈る必要はないだろうが、時には想い人の幸せを願う夜があってもいいと思う。もちろん自身と一緒に幸せになれれば言う事なしだが、そう思い通りには行かないのが世の常。
心をまっさらにして祈る夜。
ただ一心に想い、祈る気持ちに嘘も邪心もないだろう。そんな想い人があなたにはいますか？
私には・・・ご想像にお任せします(笑)