年齢詐称を疑われそうなタイトルだけど、決して詐称はしてません(笑)
さて、自分で言うのもどうかと思うが、私は相当な天の邪鬼だ。舌は二枚あるし、毒がてんこ盛り(笑)
『ダメ！』と言われたらしたくなる。皆が右に行けば左に行く。愛は地球を救うなどと聞けばムシズが走る。変人で結構。人と同じなんてつまらないも～ん(*^^)v
と思ってはいるが、全面に押し出したら社会生活不適合者になってしまうので小出しにしている。
確か、ウン十年前は素直で素朴、他人様の為に走り回ってた頃もあった。世の中は善人ばかりで、悪人はニュースに出るような人しかいないと信じていた。結果、いいように利用されるわ、好意と勘違いしてしつこくされるわ、逆恨みされるわでロクな事がなかった。
『世の中には他人の好意に付け込むヤツがウヨウヨいる』と月日の流れと共に身を持って知った。よくよく考えたら、善人ばかりの世の中なら坊主も警察も必要ない。気付くのが少し遅かった。
だけど、たまに思う。正面からぶつかるのが怖いから、人に裏切られるのが怖いから、失うのが怖いから、嫌われるのが怖いから、真実を知るのが怖いから、斜に構えて逃げているだけではないか？と。
一度でいいから恋愛に身をやつし、信じ抜いた男にフラれたと会社を休み、この世の終わりぐらいに泣き喚いて周囲に大迷惑を掛けてみたいのだが、そんな日は来そうにない。
斜め45度から見る世界は哀しいほど荒んでいる。
本当に優しい人ほど優しさを隠し、独りで生きている。厳しい言葉に想いを込めて、その魂は痛いくらいに孤高の光を放っている。
本当に淋しい人ほど他人と群れたがり、纏わり付き、縋って生きている。偽善から出る言葉を優しさだと勘違いしている。
震災の後から『絆』って言葉が一人歩きしてるような気がするのは私だけだろうか？
かしこ