桜の花びらが舞い散る季節
ホテルの最上階から
見下ろす景色は最高に気持ち良い
しかし私の視界は
彼のネクタイによって
遮られていた
ネクタイで目隠しされた私は
陽の当たる窓際に立たされていた
これから起こる事に
神経を尖らせていた
耳元で彼が囁く
『肩のチカラを抜いて…』
そう言うと
ジャケットを脱がし
背後から抱きしめた
首筋を彼の唇が這い
耳たぶを軽く噛まれる
彼の右手が
服の上からでも分かる
胸の膨らみを優しく撫でる
乳首に触れると
研ぎ澄まされていた
私の感覚が敏感に反応する
焦らすように
何度も何度も優しく撫でる
彼の指が乳首に触れる度に
秘部がジンワリ濡れていく
続く…